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気がつけば

あっという間に一ヶ月
 
こんにちは。にょっふんです(・ω・;)
 
 
なんともはや、早いものでもう九月ですよ。しばらく更新さぼってるうちに。
生存の報告くらいしておかないとやばいですからねぇいろいろと(汗)
 
 
まぁ、生きてる生きてない云々はさておき。
 
 
つい先日です。つーか、昨日のことです。
 
私、なんだか知らないうちにとある研究会の庶務委員なんかをやらされているわけでありますが。
それのフィールドワーク企画がありましてね。それに参加してきたのであります。
 
場所はですね、知る人ぞ知るS寺住宅
 
O阪はN本橋界隈の裏手、住宅街にひっそりとそれはありました。
 
午前10:00、現地集合です。
あまり衛生的ではない場所ですので、防備も事前に用意です。
マスク、軍手、虫除けなど……
もちろん服はジャージ系。まぁちょっと暗い目の色つーか黒なんですけど。
そんな私に、案内の方の無情なひとこと。
 
虫は黒い格好の人に集る傾向があります
 
私は囮役を務めることになりますた。
 
で、区画内に進入です。
本当はドヤドヤと入っていくことはできないんですが、取り壊し直前の学術調査の一環ということで、オトナの事情を駆使して特別に見学させていただいたわけであります。
なので、ここから先は決してO阪市にゲロしてはいけません。したらまずいのです。オトナの事情で。
 
でも、ちろっと書きます。
 
私は実は、たまにですが廃墟探索系のサイトなどを巡回します。
そこの掲載写真などで垣間見られる不思議な空間に、ちょくちょく魅了されて参りました。
そんな私が、今回本当に好みで廃墟探訪できるわけですから、妙な興奮が私の脳内を支配します。レロレロです。
 
区画内は思ったほど荒れ果てていませんでした。
住民退去の際にゴミ類などを一ヶ所にまとめたらしく、ある部分では割れたガラスや古い食器や果ては車イスなどが雨ざらしにはなっていましたが。
建物の窓が破られたりとかは、ほとんどなく。
野良猫や野良犬、野良人間の巣窟になっているようでした。夜間人口も実際に増えるのだとか。
 
まずは案内のもとに、屋上に上って全体を俯瞰します。
あまり広いとは言えない階段です。まぁ、竣工されたのが昭和五年といいますから、無理もありませんが。
当時としては画期的なこのいわゆる「改良住宅」、トイレも水洗でガス・電気・ダストシュートも完備、あとは風呂さえあれば、というある種の庶民の憧れのような存在だったそうです。
O阪大空襲でも焼け残ったのですが、戦後は徐々に住民の入れ替わりが激しくなり、今では実際に誰が住んでるのか、市のほうでもちゃんと把握してないのだとか。市営なのに。
 
ちなみに、当初からそれほど高くなかった家賃ですが、立て替えが決まった最近には、月額500円程度にまで落ち込んでいたようです。
 
屋上からの眺めは、なかなか面白いものでした。
北N東住宅・南N東住宅と並んで「軍艦アパート」などと渾名されたとおり、煙突がいっぱい並んでいます。ガス完備と申しましたが、当時の習慣として竈も用意して設計されていたのです。
すでにコンクリートは劣化し、防水加工も役に立たず、近年では雨漏りだってしていたそうで。
 
あまり広くはない敷地内で、二十分ほど自由時間が与えられました。
注意事項としては、
 
「犬・猫は怖くありませんが怖いのは人間です
 
というのがとても端的ですね。
部屋もドアが開けられるところは自由に入っていいとのことでした。ただし二人以上で。
 
つーわけで、入ってみました。
写真などを用意できればよかったんですが、ネット上に挙げるのはダメなんですって。というわけで撮っていません。
中は、ブレーカーが跳ねっぱなしになっているので、真っ暗です。電気は来てるんですけどね、解体工事の関係で。
それでも、窓から入る光でなんとか見えます。
結構広いです。四畳半の部屋と三畳の部屋。それに短い廊下。この廊下は、建設当初は土間だったそうですが……。
もっとも奥へ進むと、他に洗い場のような三畳くらいの部屋がありました。洗濯機も据えられていたようで、床がそれらしく汚れています。排水管を通したらしき穴もあります。
 
穴の断面を見てみます。
 
……床板が薄い。
 
それもそのはず。
この軍艦アパート、何が最大の特徴かといいますと、いわゆる「出し家(だしや)」というものなのです。
ベビーブームの頃ですね。部屋二つでは手狭に感じた住民がですね、なんと窓辺やベランダに独自に足場をつくり、勝手に増築してしまったのです。市営住宅なので、無許可にそんなことをやればもちろん違法なんですが、驚いたことに出し家建築を専門的に引き受けた業者までいたそうです。
で。
その洗い場の部屋は、モロに出し家だったわけです。びっくりしました。
 
なお、この部屋の持ち主は比較的最近まで住んでいたようで、思ったほど埃とかは出ていなかったです。
残された暖簾が汚かったですけど、それ以外の家財道具は綺麗に運び出されていました。
土足で踏み込んでごめんなさい。
 
ちなみに、陽当たりのいい出し家は、よく子供部屋とかに使われたそうです。
 
 
自由時間も過ぎて、あとはS寺住宅周辺では地蔵盆がすごく盛んで昔は各家庭で地蔵さんを祀っていたくらいだったとか、一階に住む人は勝手にフリースペースにモルタルで風呂小屋を立てていたんだとか、色々と興味深い話をお聞きして、S寺住宅のフィールドワークを終えました。
いやはや、廃墟物件としては、かなり綺麗なほうではなかったでしょうか。つい最近まで人が住んでいたということも大きいのでしょう。
廃墟探索入門編としては、非常にいい物件でした(何)
 
 
ちなみに。
もともとS寺・北N東・南N東住宅に住んでいた方々が移転させられた先は、非常に綺麗な最新式の14階建てマンション建築なのですが、そこの家賃は月額5000円だそうです。
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にょっふん

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